結婚したら共働き、専業主婦どちらがいいの?



専業主婦のマネープラン

 

 

専業主婦の場合、家庭での家事、子育て等を一手に引き受けるということが大きなポイントになります。子供が小さくて手がかかる時期でも、しっかり面倒を見ることができますし、親の介護が必要になった際も、時間をつくりやすいと言えるでしょう。

 

前述の税制面でも、現状のままなら配偶者控除を受けられ、更に、サラリーマンや公務員の妻なら、国民年金第3号被保険者となって、保険料を負担する必要がありません。

 

専業主婦の場合は夫の会社の制度もチェックしておきましょう。それは、家族手当や配偶者手当などの手当が支給されることがあるからです。ただし、最近はこうした手当てを廃止する会社も増えているようで、確認が必要です。

 

一般的に見れば、専業主婦のメリットというのは、税金面で優遇策がありながら、自分たちの家族としての生活を充実させることができる点ということになるでしょう。子育てもしっかり取り組みやすいと思います。

 

逆にデメリットとなるのは、将来のマネープランに関する不安定感でしょう。将来確実に必要となるお金を貯めなければなりません。赤ちゃんが生まれる前までに、どれだけお金を貯められるかもポイントです。既に結婚前から2人で金銭感覚について確かめておいた方がいいでしょう。

 

収入源が夫だけというのも、万が一のことを考えると不安なものです。妻もできるだけ再就職ができるように、スキルアップなどを心がけた方がいいかもしれません。